金研材料分析研究コア(分析コア)は 1998年に所内措置として金研内に設置された組織で、(i) 元素分析室、(ii) 分析電顕室、(iii) ARIM事業班から構成されています。
元素分析室では誘導結合プラズマ発光分析装置(ICP optical emission spectroscopy)や各種ガス分析装置を用いて、合金や無機物・有機物の組成分析を行っています。
分析電顕室では透過型電子顕微鏡を用いて構造・組織の解析を行うのが主務です。
金研内の組織としての位置づけは設置規定にまとめられています。また元素分析および分析電顕室の利用内規、そして料金設定に関する規約類を下記いたします。
このように、発足当時から分析コアは所内および学内の研究者への支援が主たる任務でした。一方、2022年にスタートしたARIM事業班は分析コアの一組織でありながら、主に文科省ARIM事業の実施組織として、企業や学術機関など学外の研究開発者への支援を行っています。