ARIM事業班とこの HP について

ARIM事業班では東北大学で受託しているARIM事業のうち、構造解析(計測・分析横断領域)に関する装置共用からデータ共有までのお世話を行っています。

私たちは金属材料研究所分析コア内に設置された組織ですが、東北大ARIM事業の計測・分析横断領域を実施しているのは、(1) 分析コアARIM事業班および分析電顕室、(2) 先端電子顕微鏡センター、(3) 理学研究科巨大分子解析研究センターの三つの組織にまたがっています。ARIM事業班は (a) これらの組織に設置されている TEM, FIB, NMR などの装置をシームレスでお使いいただくための運用組織としての業務と (b) ARIM事業の管轄下にある装置を用いた支援組織としての業務に二本立てで日々の活動を行っています。

ARIM事業班において直接扱っている装置群は、透過電子顕微鏡(TEM)や集束イオンビーム加工装置(FIB)あるいはX線回折(XRD)などの解析機器で、これらを用いて様々な材料の微細組織や結晶構造の解析を行うだけでなく、幅広い材料科学の知識と経験に基づいたきめ細やかな技術支援がモットーです。

このHPでは上記三つの組織を通して、ARIM事業として提供する装置の仕様やご利用方法、そして ARIM事業全体の活動状況などをご紹介いたします。ご紹介する構造解析機器は適切な条件の下、すべての方々に開放されていますので、ご利用を考えられている方は、私どもの事業班にご相談ください。