マテリアル先端リサーチインフラ事業(ARIM(エーリム)事業)とは文部科学省が主幹するマテリアルDXプラットフォームの一翼を担う装置共用ならびにデータ共有を推進する事業です。7つの重要技術領域においてハブとスポーク機関が協力して日本全体のマテリアル革新力を牽引してきます。この事業の全体像については次のページをご覧ください。
東北大学では「高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル」領域のハブとして、微細加工ならびに計測・分析分野における最新設備を産学官の利用者に開放し、「共用の文化」を支えています。特に計測関係では、デバイス関連はもちろんのこと、構造材料から機能材料まで、幅広い分野の材料と物質の構造解析のお手伝いをしています。また将来的に有用な材料を生み出すデータベース構築にも携わっています。
金研材料分析研究コアのARIM事業班では透過電子顕微鏡を中心とする構造と組織の解析を通して、材料科学をはじめとする幅広い産学官の研究者への支援を行っています。