利用報告書について

利用報告書の主な目的は国の財産である装置の利用を記録として残すことです。これはあくまでも装置利用のご報告をユーザーのみなさまに行っていただくもので、研究成果の報告書ではありません

したがって、装置のご利用がわかるような写真等を含めて簡潔に記載させていただければ十分です。昨年度から原則 web 入力となっていますが、ワードフォーマットでの提出も受け付けております。

上記のように装置利用の報告書ではありますが、それでも知財や論文発表などの関係ですぐには公にできない場合、最大2年の公開猶予期間を設けることも可能です。

利用報告書の記載内容:利用報告書は下記の内容で構成されています。過去のワードフォーマットはこちらからダウンロード可能ですが、キーワードなどの入力内容などが更新されておりますので、ARIM事業班の担当者にご相談ください。

 1.課題番号 JPMXP1222XXAAAA
 2.利用形態 機器利用、技術補助、技術代行
 3.利用課題名(日・英)
 4.利用者名(日・英)
 5.所属名(日・英)
 6.キーワード(重要技術領域、材料、装置に関する情報です)
 7.概要(Summary) 目的と実施内容を簡潔に
 8.実験(Experiment) 利用した装置(装置ID)、実験内容をできるだけ詳細に
 9.結果と考察(Results and Discussion) 
 10.その他・特記事項(Others) 参考文献、謝辞等
 11.論文・学会発表(Publications) 
 12.関連特許(Patents)
 13.登録データ情報(Data information)(この項目は現在、不要です)

論文謝辞について:本事業において採択された課題の成果を論文等で発表する場合、この事業の支援を受けた旨の記載をお願いいたします。一例を下記いたします。

和文:本研究(の一部)は、文部科学省「マテリアル先端リサーチインフラ」事業(課題番号:JPMXP12)の支援を受けた。
英文:(A part of) This work was supported by “Advanced Research Infrastructure for Materials and Nanotechnology in Japan (ARIM)” of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT). Grant Number JPMXP12.

令和4年度の利用報告書(公開猶予中のものは除きます)は、こちらのページから検索・選択されご覧になっていただくことが可能です。