私たちは産学官の材料研究者のみなさまに構造解析の場を提供することを通して、研究と開発を支援していくプロ集団です。利用者のみなさまが装置を利用される際の技術的支援だけでなく、材料科学と構造・組織解析の専門知識をフルに発揮し、現場で抱える様々な課題の解決に向けてのお手伝いをいたします。
文科省ARIM事業「高度デバイス領域」における装置共用を構造解析の立場から牽引するために金属材料研究所 材料分析研究コアに設置された組織で、デバイス関連はもちろん、構造材料からソフトマターまで従来のナノプラ事業を引き継ぐ形で電子顕微鏡などの装置を産学官の幅広いみなさまに開放しています。また、データ駆動型研究を推進するために必要な環境整備も行っています。
一方、東北大学の ARIM事業に関わる共用設備運用組織はナノテク融合技術支援センター(center for integrated nanotechnology support: CINTS)で、私たち ARIM事業班では微細加工グループと共同で、課題申請から採択までのお世話を行っています。